この記事でわかること
ポイント
愛玩動物飼養管理士2級の教本1巻第Ⅱ編
人と動物の関係学Ⅰの「第8章 動物愛護の
今後の展望」について概要がわかります。
今回は、動物愛護について勉強をしていくよ。
動物愛護って、動物をかわいがる
ことだけじゃないんだよね?
その通りだよ。動物愛護管理法を
通して勉強をしていこう!
わかったよ!!
はじめに
改正により充実した動物愛護管理法をとお
して、動物愛護の精神について学んでいき
ます。
動物愛護とは?
動物愛護管理法の動物愛護の目的は、
「国民の間に動物を愛護する気風を
招来し、生命尊重、友愛及び生命の
情操の涵養に資する」と規定されて
います。
ポイント
- 動物の個体をかわいがることではない
- 自分が嫌なことはしない、他人を苦しめないなどの道徳的な考えが基本
- 動物好きを強制するものではない
動物愛護のあり方について
欧米と異なり、日本における動物とのかか
わり方は文化的な意識の違いがあります。
ポイント
- 動物の殺傷の罪悪感
- 人間と動物は生命的に平等である
- 人間と動物は輪廻転生するという考え
日本の動物愛護の課題について
ポイント
- 理念や哲学があいまいである
- 絶対的な基準がない、時代や人の価値観によってかわる
- すべての人が理解できる動物福祉が必要
動物愛護管理法基本指針における動物愛護
管理の基本的な考え方
ポイント
- 愛護
- 管理
- 合意形成
1.愛護:動物の命に感謝と畏敬の念をもち、
取り扱う。
2.管理:動物の飼い主は、加害者にも被害
者にもなり得ることを認識して、飼養保管を
適切にする。
3.合意形成:動物に対する意識や考えは多
様である。それを踏まえて、社会的規範とし
ての動物愛護を形成していく。」
感想
日本における動物愛護の考え方を再認識でき
た。欧米と違う点を認識しながら日本人なら
ではの道徳観を動物愛護にもつことが大切だ
と感じた。
また、私が書いている記事は、教本の学習内
容のほんの一部です。
この記事をみて、愛玩動物飼養管理士に興味を
持たれた方は公益社団法人日本愛玩動物協会の
ホームページもみていただければ幸いです。