更新日:2022.6.1
この記事でわかること
ポイント
愛玩動物飼養管理士2級の教本1巻第二編
人と動物の関係学Ⅰの「第1章人と動物の
かかわり」について概要がわかります。
今回は、主にアニマル・ライツ
とアニマル・ウェルフェアと
いう考え方について学習をする
よ。
アニマル・ライツ?
アニマル・ウェルフェア?
はじめて聞く言葉だなぁ。。。
どちらも大切な考え方だから
しっかりと学んでいこう!
わかったよ。教えて!
はじめに
人と動物のかかわりあいを整理し、分析する
ために生まれたのが「人と動物の関係学」と
いう分野です。
ヒューマン・アニマル・バンド(HAB)という考え方
1960年代の終わりから70年代の初頭に
かけて、動物が人間の精神や肉体に大きな影
響を与えるものであり、人と動物は常に互い
に影響しあうということを研究対象とする科
学者があらわれました。
ポイント
- ボリス・レビンソン
- アメリカ人
- 臨床心理学者
- 精神療法に動物の力を活用することができる
アニマル・ライツとアニマル・ウェルフェアについて
動物に対する強い思いから様々な活動を展開
する人々は、「動物権利論者」と「動物福祉
論者」の2種類に分けられる。
◆動物権利論者(アニマル・ライツ)の考え方
ポイント
- 動物の権利は人間と同等である
- 人による動物の利用に否定的である
- 動物の権利をさまざまな程度で認める
◆動物福祉論者(アニマル・ウェルフェア)の考え方
ポイント
- 動物を利用することを全面否定しない
- 動物の福祉についての気配り、生活の
質を維持させたい - 対象の動物は飼育、肉食、展示の全て
に対して
動物の代弁者(アニマル・アドボケート)について
人が動物のために何かをしようとするとき、
まず行うべきことは動物のおかれている状
況を正確に把握したうえで、それを社会に
知らせる人をアニマル・アドボケートと言
います。
アニマル・アドボケートは、アニマル・ラ
イツとアニマル・ウェルフェアをはっきり
とわけることはできていません。
アニマル・ライツをアニマル・ウェルフェア
の間のどこかに、考え方の基盤となるバラン
シング・ポイント(均衡点)を持って、活動
をしています。
感想
第Ⅱ編はノートに残しておきた内容が多く、
章ごとに書くことにしました。
アニマル・ライツとアニマル・ウェルフェア
は、はじめて知った用語でした。
教本にも書かれていましたが、この2つの考
え方のバランスは個人で異なります。
私自身も動物の種類や状況によっても、アニ
マル・ライツ側になったり、その逆にアニマ
ル・ウェルフェア側になったりするのではと
感じました。
大切な考え方を学べました。
私が書いている記事は、教本の学習内容のほ
んの一部です。
この記事をみて、愛玩動物飼養管理士に興味
を持たれた方は公益社団法人日本愛玩動物協
会のホームページもみていただければ幸いで
す。